MAYAでスピナーを
さてと実践篇 其の2
by Kyou Yamada
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が付けば早や秋の便り
冬眠ならぬ惰眠をむさぼっていたのか! と、お叱りを受けてしまいそうな時の流れ・・・。
Web上で執り行なうHow toモノ掲載の難しさを目の当たりにしております。当初はかなりこと細かく明記しておりましたが、BB・光通信環境が整いつつあると言えども、まだまだISDN通常回線の方々もいらっしゃるであろう。というご指摘を受け、テンポよく簡略化?否、要点を絞った構成を再構築すること。と、決意も新たに進めさせていただく事としました。(果たして大丈夫か?)
詳細(かなり詳し過ぎ)は、時間と運とお金と要望(あるのか?)、そして僕自身のエネルギーが尽きることがなければ、何らかのカタチで残したいものです。
NURBS編
1 ガイドとなるラインを描いていきます。スペースバー + Create - CV Curve Toolのボックスを選択。Curve Degreeの3Cubicを選択、側面図に沿って描いていきますが、R形状を描いた後に直線を描く場合には、同位置ポイントを4回クリックすると可能です(図-4)
視点をマルチに変えてみると、側面図に沿って描いたつもりが、実際はX-Y-Zの線上に描かれているので、下絵を参考に定位置まで移動します。
2 先程作成したラインを流用して、奥の面を作成します。スペースバー + Edit _ Duplicateを選択。(Duplicateの意味は複製、コピーと理解して良いと思います)
Move ToolでPolygon面まで移動し、側面図を参考にしながらScale Toolで拡大します。この時、右下を基準点に拡大するため、基準点を移動します。InsertキーPUSH、スナップボタンのSnap to pointsを選択、Move Toolを選択しポイントを右下に移動します。 
InsertキーとSnap to pointsを解除し、Scale Toolで下絵に合わせて大きくします。(図-7)
3 同要領で手前にもう一面作成します。この面のみフラットにではなく、面に大きなRをつけるため、先にPlanarで面が作成されます。
コンポーネントモードのPointsを選択して、形状を下絵に合わせてMove Toolで修正します。(図-10)
4 2つの面の間にあるR形状を作成します。先程のライン同士にスナップさせラインを作成するために、Create _ EV Curve Toolの3 Linear を選択。キーボードのCを押しながらA点とB点を選択、EnterキーをPUSH。同じ手順でもう一ヶ所作成します。(図-13)
5 Birailを実行して面を作成します。スペースバー + Surfaces _ Birail >Birail 2 Toolを選択。先程作成した2つのラインを選択、3で作成したラインを選択。R形状の付いた面が作成されます。(図-15)
6 5と同じ要領でBirailを実行して面を作成します。スペースバー + Surfaces _ Birail>Birail 2 Toolを選択。A点のラインとB点のラインを選択で、面が作成されます。
(図-18)
本当はこれくらいの→→ 大きさで全部の画像を表示したいのですけどねェ・・ やっぱりデータが重くなるしぃ〜〜。
ここまでに作成した面の履歴を消しておきます。詳しい理由がまだハッキリと理解できてませんが、グループで回転の時に悪さをしたり、ウィンドーを開ける度にWarningという形で警告文が表われます。基本的には履歴を消すことにより、データを軽くする意味も含まれているようです。
底面にLoftで面を作成するために、ラインを一ヶ所作成します。スナップボタンのSnap to curvesを選択。2点を選択してラインを作成。

7 上下が同形状のため、反転コピーを実行します。反転コピーするデータを全て選択します。スペースバー + Edit _ Duplicateを選択、チャンネルボックスのScale Zに「-1」とキー入力。
Move Toolを使って側面図で確認しながら、定位置に移動します。
(図-22)

ここで反省、カーブでエッジを立てた部分に、シワが発生してしまいました。下絵がそうであったとしても、便宜上緩いカーブを設けてデータを作成するのが良いようです。

8 真ん中の肉厚を作るために、側面図を参考にラインを描きます。スペースバー + Create - CV Toolのボックスを選択で、Curve Degreeの3 Cubicを選択。曲線部分はポイントを1回
クリック、直線部分の両サイドのポイントは、4回クリックで直線を描きます。
別アングルで8の内容を観察すると、先程描いたラインがX-Y-Zのライン上に存在していますので、Move ToolとInsertキーを併用して、必要な場所まで移動します。(図-25)
肉厚をつけるため、2のラインを複製して、手前方向(ここではX方向)に移動します。スペースバー + Edit _ Duplicate選択後、Move Toolを選択してX方向に肉厚分移動。
側面図で左側にテーパーが付いているので、もう一度3のラインを複製後、テーパーの肉厚分(X方向)移動し、コンポーネントモードのPointsを選択、テーパーを付けるためのポイントを選択して、Move Toolで移動します。
スペースバー + Edit _ Duplicate選択後、Move Toolを選択してX方向に肉厚分移動。
コンポーネントモードのPointsを選択、テーパーを付けるポイントだけを選択し、Move Tooで(Y方向)にテーパー分移動します。
コンポーネントモードをオブジェクトモードに戻し、面を構成していきます。複製したふたつのラインを選択します。スペースバー + Surfaces _ Loft選択で面が作成されます。
今後の作業も踏まえ、5で作成した面の履歴を削除します。スペースバー + Edit _ Delete by type - History
9 8で作成したのは、上下前後の面のみです。ここでは左右の面を作成します。Loftを実行するにあたって、まず不用のラインを削除します。コンポネントモードのParm Pointsを選択、カットしたい四角をそれぞれ選択、選択ポイントが黄色に変わり、スペースバー+Edit Curves - Detach Curves選択でラインが切れます。        
オブジェクトモードを選択し、LOFTしたいライン二ヶ所を選択。スペースバー+Surfaces - Loft選択で、面が作成されます。同様にテーパー部分の面も作成します。(図-31)

10 円柱状の突起部を作りますが、ここではRevolveを使って円柱を作ることとします。
Create - CV Curve Toolを選択、回転体の断面を想像しながら、線を描きます。Surfaces - Revolve を選択、回転体が完成します。(図-33)
ここで酒井BRF会長からご指摘のあった内面のR形状を、Rwvolveで作成します。断面形状については、スピナー読本のP.12を良く観察してください。
Create - CV curve Toolを選択。回転体の断面を想像しながら、線を描きます。Surfaces - Revolve を選択、回転体が完成します。
11 10で作成した円柱のTOPを作成します。しかし、今まで作成してきたパーツが邪魔になり、下絵が見えません。そこでレイヤー管理で一時画面上から消すこととします。右下のレイヤーエディターのCreat a layer を選択して、新規レイヤーを作ります。
レイヤーを管理する上で、自分で分かりやすい名称を付けます。ここでは便宜上front_section 01とします。Select Tool で全てを選択、レイヤーエディターの項目上で右ボタンをクリック、Add Selected Objectsを選択すると、レイヤー管理ができるようになります。ためしに1番左側にあるチェックを外すと、画面上の絵が消える筈です。
sideにて下絵を参考に線図を描きます。Create - CV curve Tool を選択。プラナーサーフェースを作成しようとSurfaces - Planar を選択します。が、線が閉じていない為右下に警告文が出てきます。※ 
Edit Curves - Open / Close Curves を選択して閉じます。再度Surfaces - Planar を選択すると、面が作成されます。(図-37)
_ 多分ダブルクリックでも閉じる筈です。(って、筈かよ)
厚み方向とその側面を作ります。
Edit - Duplicate で出来たサーフェースをMoveTool もしくはチャンネルボックスのTranslate で厚み分を移動します。
最初の面を選択、右クリックでTrim Edge を選択。shift キーを押してもう1面も同要領でTrim Edge を選択後、サーフェースを作成したいエッヂを選択します。すると黄色いラインが表示されます。
  Surfaces - Loft を選択すると、側面のサーフェースが完成です。

12 TOP面に細かなディティールがあります、それを作成します。Creat - NURBS Primitives で、下絵に合わせてサーフェースを作成します。(CV Curve Tool の場合は、プラナ−サーフェースを実行してください)
奥行きを作るためにに複製を作ります。Edit - Duplicate を選択、手前方向へMoveTool もしくはチャンネルボックスのTranslate で数値入力にて移動します。この場合、移動する対象が2つなので、チャンネルボックスで行うのが、精度が出ていいかと思います。もし移動値(Translate が0でない場合は)基準面を選択後、Modify - Freeze Transformations を選択すれば、全て0となります。(Scale は1)
複製-移動したプラナーサーフェースは、ベースより面積が小さいため、Scale Tool を選択してひとまわり小さくします。
loft サーフェース(側面)を作成します。ベースのプラナーサーフェースを選択、右クリックでTrim Edge を選択。Shiff キーを押して複製-移動したプラナーサーフェースを選択、右クリックでTrim Edge を選択。loft サーフェースを作成したいベースのエッジを選択、shift キーを押して複製したエッジを選択。Surfaces - Loft 選択でloft サ−フェース(側面)が完成します。
  Edit - Delete by Type > History を選択して、履歴を削除します。同要領で他のサ−フェースも作成します。
平面図に合わせてTOP 面とディティールを回転させますが、そのまま全てを選択して回転をかけると、ディティールのサーフェースがあらぬ方向に移動してしまいます。そこで全てを選択後Edit - Group を選択、Rotate Tool で回転すれば問題ないように思います。が、これでいいのでしょうか?
(図-44)

13 12の円柱の突起部とTOP面の間に、透過光のクリアーパーツが存在します。Creat - CV Curve Tool で断面形状作成後、Surfaces - Revolve で円柱を作成します。Move Tool とRotate Tool を使用して、下絵に合わせます。(図-45)
て、これでフロントセクションの、おぼろげな形状が現れてきたと思います。ある意味プラモというか、ガレージキットを作っているフィーリングに近いものがあると思います。
そんなエラそうなことを言っておきながら、やり直しているうちにここで説明している実行コマンドより、より良い方法を発見しているのが現状です。今回はソーテック社から発売されている「Maya 3Dスーパーテクニック」を読んでまた新たなる発見。
「そ、そんな簡単な方法があったのか・・・」
それらについては、勝手ながら随時取り入れていくことをご理解願います。
それでは、次回もまた
よろしくお願い致します。
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