タイレル ブラザーズ

By MASAKAZU TAKEDA
 この連載では過去にドイツのテクノ版ブレードランナーをいろいろ紹介してきた。
 コズミック・ベイビー、フューチャーグリップ、レプリカス・・・
 そしてまた今回ご紹介するのは、その名も「
タイレル・ブラザーズ」!
 もちろん、タイレルというのはブレードランナーのタイレル・コーポレーションからとった名前。ブラザーズはブレードランナーの配給元のワーナーブラザーズからとったのかな?
まあ人をくった名前である

 おもしろい。
 山本元帥など、この名前にいたく感心して、一人でうけていたようだ。

 2枚のCDが出ている。
 まずレイチェルをイメージしたような女性と日本語のカタカナ「ソネカクウ・・」(意味不明)をコラージュしたCGをジャケットにあしらったもの。
 エンドタイトルのリミックス集だ。5曲入りのマキシシングル(という呼び名でいいのかな?)。ジャケットによれば、1997年にドイツのワーナーミュージックから出ている。ワーナー系のレコード会社から出ているということは、きちんと許諾をとっているんだろう。
 でもそのわりにはタイトルが「BLADERUNNER」となっている。映画では「BLADE RUNNER」とわけて表記しているのに。

 肝心の内容といえば・・・
 私はけっこう楽しめた!
 素材(オリジナル曲)がよければどう料理(リミックス)しても美味しい(かっこいい)んだなあ・・・と。ま、料理人(アーティスト)の腕にもよりますけどね。

 もう一枚は、1997年に出たパソコンゲームのリリースにあわせて出したと思われるもので、ジャケットにゲームのジャケットが流用されている。
 もちろんオフィシャルなものである。タイアップというやつですね。
 7曲+ボーナスCD-ROMトラック入り。先のCDからは4曲収録されている。
 あらたに収録の3曲もけっこう私は気に入った。眠るときに聞くとよく眠れる(笑)。

 さて、タイレル・ブラザーズという名前をお気に入りだった元帥だが、聞いた感想は?

「まあまあやね。けど、もっとパンチを効かせんかい!という感じや。しょせん、ヴァンゲリスのオリジナルにかなうものはないっちゅーコトやな。ぁ〜ん、そうじゃないかえタケダ君〜〜ん」
…… けっこう辛口なのであった。
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