スピナ−といえばTVC-15・・ う〜ん、これは困ったぁ

 変なタイトルですね〜。
 でも、そう思ってらっしゃる方が少なからずいらっしゃる訳でして、ヒドイ(失礼)のになるとTVC-15がブレードランナー専門店だか何かと思い込んでた、という実例があります。電話でそのコトを否定してあげると、その方はズイブンとガッカリしてたみたいです(*^ ^*)。
 スピナーのフアンだという方は大変多いです。映画公開後既に15年近くが経過しているんですよ。そうでありながらスピナーのキットを捜している方が多数いらっしゃるという歴とした事実は、これはもうスピナーが名車であったという事の証明でありますなぁ。
 架空の車でありながら名車だと断言するのも何ですがね、多くの人の網膜に焼き付いている良きイメージの総体としてのこの車は、実に魅力ある存在であったという事になるのでしょう。
 シド・ミードは実にうまくデザインしたと思います。このデザイナーの最大のヒット作ではなかろうかとも思います。
 前輪を収納するためのドームがボディ前面にあるという、その形状の斬新はちょっとやソッとでは凌駕出来ない驚くべきセンスです。その形で飛ぶという事がまた素晴らしい! センス・オブ・ワンダーです。常識的には・・ そんなモノ飛びませんよ(^0^)。
 それをさも平然と、しかも、これは飛んで不思議はないという巧妙な説得力でフイルムに描いたリドリー・スコットがまた凄いです。
 あの2017年のロスアンゼルスの現実感たるや、むしろ、その後に氏が製作した「ブラック・レイン」の大阪の描写を越えてるような気がします。現実の街である「大阪」を描写したシーンよりも、セットで撮影された2017年の架空のブレードランナーのセットの方により深い親近と現実感を私達はおぼえさせられました・・
 ゆえに、その中に出て来る車は、もはやSF未来カーなどではなく、実在する車としての感触を持ち得ますよ。
 で、ここで話を振り出し部に戻す次第なんですがね、TVC-15は映画公開終了後1年を経て最初のスピナーのキットを出します。以来、エンエンと10年以上、スピナースピナースピナー、と呪文みたいに唱え続けてきまして、最近、やっと「スピナー読本ファイナル」でもって、この自ら放った呪文からの解放をかなえた次第なのです。
 その事は「スピナー読本ファイナル」の冒頭にも書いてますけど、事実、気分としては本当にそうでした。スピナーからの卒業といったニュアンスですな。
 でも、世の中うまくいかないもんです。
「スピナー読本ファイナル」の発行でもって新たにスピナーに目覚めた人とか、久しく忘れていたスピナーへの思い・・ とか、何だかスピナーへの興味を持った方が増えちゃいまして、問い合わせもより多く頂くようになってしまいました(*^ ^*)。
 まぁ、そんな次第がありまして、このホームページもリニューアル時点でスピナーの項目はとっ払うくらいの気分でいたんですが、撤回いたしまして(ホホホ)、ホソボソながら相変わらず、一フアンとして今後もスピナーの事については、書いたり作ったりして見ようかしら、などと思ってるんですよ。
              (TVC-15代表・談)
1/16 SPINNER-製作・請地利一
1/16 SPINNER-左側面・ドアの開閉は手動で可能。
パト・ランプにも注目。電装のパイピングが巧妙に配置されているのが判ると思う。
1/16 SPINNER-コクピットを上より見る。
ウインドウが反射して見え難いけれど、内装は映画の実写のそれ(アップの撮影に使われた内装)に沿って工作している。もちろん、この室内にも電飾が施されている。撮影時にアクシデントがあり電装された写真は撮っていないが、全ライトが点燈すると、ちょっとした衝撃を味わうくらい・・ この完成体は凄い!!!