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こういう縦長のポスターをインサートといいます。
タイトなかんじになってなかなかよろしおまんなぁ。
縦に長いから警察署ビルの高みまでがイメージとして延長されるようで空間の広がりが増加いたします。
ええなぁ、この眺め・・
大元帥にこれを見せたら、ホンマは凄く欲しいクセに、その事には一言も触れず、
「ぁ、いいね、いいねぇ。枯山水やね」
ポスターの前に端然とお座りになり、
「お茶・・ ちょうだい」
と、枯れた老人のようにポツリとおっしゃるのである。
一瞬に、和と洋が混在一体化し、ブレランのポスターは禅僧の背景を飾るワビとサビの世界の物質に転化した。視界が歪み、不思議に京都っぽい気配へ事象が変化していくのが判った。
「げ、元帥!」
僕は慌てた。いつのまにか、部屋は和室に変じ、私のポスターは掛け軸になって床の間に飾られている・・
うろたえる僕を元帥はチラリと見、
「色即是空、空即是色、女人犯すべからず」
判らないコトをおつぶやきになりつつ、平然としてお茶をすするのであった・・・
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