ブラスターつくってます
BY武田真和
 ふと思う。みなさんはこう思ってられるのではないだろうか。
「このHPってガレージキットのメーカーの運営だというのに、この連載、武田執筆の項では模型に関する話題が全然ないな・・・」
「武田は模型ぎらいなのか?」
 そう思われていてもしかたない・・ 
 実際、模型に関して触れてないんだから (^.^)
 しかしスーパーカー世代をナメてはいけない。
 そう、こうみえても、実は私は模型・工作大好きなのだ。

 そして、私が2年前から秘かに取り組んできたのが、この連載にふさわしいスペシャルな題材。おどろくなよ〜 (^.^)
 構想18年、着手からはや2年(おせえー)2002年完成予定の超大作。
 なんと、「
完全オリジナルでスペシャルなブラスターレプリカをつくる!」だ!

 いや、実はですね(笑)、完成させて大々的に発表しようと思ってたんですけどね、あまりに進まないんで、ここで発表してしまえば自分にプレッシャーになってちっとは進むかなと思ったわけで(笑)。
 要望が多かったら、連載でメイキング(要は苦労話、グチね)みたいなものもやろうかな、なんてちょっと思ってます。
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 さて、このプロジェクトのあらましを説明しますと、19年前映画でブラスターに出会って、衝撃を受け、アレをこの手にしたい!と思ったわけですな。
 しかし、トイやキットがあるわけでもなく、自作しようにも資料らしい資料がない。モンモンとしてましたら、あるモデルガン屋さんがレプリカ出すってンで見に行きましたが、高価な割には「?」・・・だったので見送り。ちなみにこのメーカーは版権にふれて(銃刀法にふれて逮捕されたという説も)お金だけとって夜逃げしたとか・・・
 その後、いくつかのガレージキットがでましたが、資料不足でどうも・・ というかんじでした。
 ずっとのち、ある有名SFショップがアメリカより仕入れてきた「実物からのレジン抜きレプリカ」なるものを入手。大感激。当時7万円ほど払った記憶があります。
 これがいわゆる「投げ捨て用」とよばれるもので、撮影中にプロップで俳優さんを傷つけないように、ラバーで抜き直したものがもとになってるというもので、かなり荒っぽく"製造"されたものです。
 あちこち歪んでます。
 そういうラフなものですが、だいたいの形のわかるアイテムを入手したことで、一応は満足。いずれこれをもとに自作レプリカを・・・というのはこの時点では淡い夢みたいなものでした。
 その後、別ルートらしい同じレプリカを元帥より頂戴しましたが、やはりこれも同様に、もともとが荒っぽく抜かれたようでした。

 そして、ちょっとした事件が。
 ドッペルゲンガー社から安価で、できのいいキットが出たのです。これは「スピナー読本」でも紹介されてますね。
 ただし、キットとしてのクオリティーとしては、とても出来のいいものでしたが、私が一番気になる「実物プロップが忠実に再現されてるか」という点では失望させられました。
 どちらかというと、作者は「自分のかっこいいと思うカタチ」、「自分のイマジネーションの中のブラスター」を追及しているよう見受けられました。現在ver.2が出てますが、そのコンセプトは変ってないと思います。
 ただ、ドッペルゲンガー社のブラスターで感心したのはちゃんと「琥珀」のような透明なグリップが付けられている事でした。
 これは映画のオリジナル・スチル写真から常々私もそう思っていたので、大いに納得させれる部分でした。

 つぎの衝撃はもんすたあえっぐさんが輸入した、ジュピタープロダクション製・限定レプリカでした。
 これを見たときは正直やられたと思いました。
 しかし、よーくみるとグリップが透明でなかったり、パーツの形状がおかしかったり、不満な点もたくさんあったので購入は見送り。(とっても高価だったせいもあります)
 というのも、当時、「投げ捨て用」とはいうもののとても丁寧に複製されたレジンレプリカを入手していたので、余計「あら」が目についたのです。この歪みの少ないレプリカをもとにブラスターを自分なりに復元したい・・・ 私の中に、十何年とくすぶりつづけた情熱がわいてきました。
 さらには、私が(勝手に)師匠と(ココロの中で)呼ぶ某氏との出会いが、私にこのプロジェクト遂行を完全に決意させました。氏はブラスターに関して神様みたいな方で・・ 氏のつくったブラスターを手に持ったとき、感激と興奮でちょっとふるえましたね。あたしゃあ。
 そして、氏からの貴重なたくさんの情報をもとに、わたしのブラスター・プロジェクトはスタートしたのです。というより、氏がいなかったら、私一人では120%、絶対、間違いなくこんなことやれませんでした。感謝感謝。
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で、私のブラスターのコンセプトですが____________

1. レジンレプリカから一個一個パーツを削り出す。そのさい、見えている部分はすべて活かす。つまり、パーツを掘り出すような感じになる。

2.  ねじはレジンレプリカを観察・計測し、可能な限り実物を探しだし、使用。

3.  内部のチャーターアームズ社製リボルバーのパーツまで写真をもとにすべて再現。レジン削りだしでつくるため、アクション動作可能とまでいかなくても、せめて見ためはそっくりに。

4.  4つの赤色LED点灯。

5.  モデルガン用塗料使用でリアルに。

6.  グリップは透明レジンで自作。もちろん着色で「琥珀」調に。

7.  その他、秘策いろいろ。

 と、まぁこんな感じです。
 いろいろとコッてますので、時間がかかるのはしょうがない面もありますが、おそすぎますよね作業進行(笑)。
 てなわけで、心を入れ替えてがんばります。来年の完成披露をどうぞお待ちくださいませという事で、とりあえず、左の写真のようなアンバイです、ただいま。
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 トリガー周辺部分に御注目ください。ブラスター内部に仕込んであるチャーターアームズ社製リボルバーの再現をめざしてます。撮影のためにちょっとガンメタルで塗装してみました・・。

 グリップはオリジナルに忠実に透明化させています。いい感じ?
 ちなみに、このプロジェクトは全くの自分のためのワンオフ製作です。キットにして販売などするつもりはさらさらありませ〜ん。て、いうか売るようなレベルのしろもんじゃないです・・・。
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