続・本家本元ブレードランナー
By 武田真和
 みなさんは、以前、この連載で紹介した、アラン・E・ナースの本「The Bladerunner」をおぼえているでしょうか?
 フィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を映画化するにあたり、なにかかっこいい名前を、ということで使われたのが、この本のタイトルです。
 映画では「BLADE RUNNER」と、THEがとれて、わけて表記してました。
 ウイリアム・バロウズ(「裸のランチ」)がシナリオ化(実際には小説に近い)して発表したので、映画には「タイトルを使用させてもらって感謝する」と二人の名前がクレジットされています。

 さて。
 以前紹介したのはペーパーバックでした。今回ハードカバーが入手できました。
 1974年発行になってるのでこれがおそらく初版でしょう。
 ニューヨークはDavid McKay Company,Inc刊。

 で、その表紙なんですが、見た瞬間「あれーっ?」と思ってしまいました。

 ブレランのファンなら、あの、デッカードとおぼしき横向きのシルエット(コートを着てブラスターを持っている)がタイトルロゴといっしょに使われているのはごぞんじですね(画像をごらんください。これは原作のペーパーバックの表紙のものです)。


・・・似ているんです。
 このナースの本の表紙のイラストが、それに。いや、映画の方がずっとあと(1982年)ですから、
映画のマークの方が似ていると言うべきなんでしょう。
 これは偶然なんでしょうか?
 それとも意図的に似せたのでしょうか?
 オマージュ? わかるひとにだけわかる楽屋オチ?
 偶然にせよ、意図的なものにせよ、ちょっと興味深い事実ですね。
 それにしても・・・ホント、似てるなあ・・・。
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