流用されたセダン
BY 武田真和

「スピナー読本ファイナル」にもちょっと書きましたが、「トランサーズ」というSF映画にブレードランナーの車輌が出ていたという未確認情報がありました・・
以後、中古ビデオ屋を探しまわっては徒労に終わるという日々を過していましたが・・ ついに見つけました。
ビデオのタイトルはこうです。
「トランサーズ 未来警察2300」
(vestron video international/ポニー )
監督チャールズ・バンド
1985年アメリカ作品
タイトルからしてB級ですが、実際に拝見いたしますと・・・
まあマァまぁ〜!
コテコテのB級映画でした(笑)
それもそのはず(?」低予算のホラーでならしたエンパイヤ・ピクチャーズ作品でした。
映画の巻頭、いきなり登場!
23世紀の未来からサイキック・カルトの教祖を追って現代にやってきた敏腕刑事ジャック・デス。
はたして彼は人類の未来を救うことかできるのだろうか? (パッケージに書かれてます)
なんだか、これはターミネーター+ブレラン? だなぁ、って思いつつ観てみました。
冒頭いきなりデッカードセダンが!!
道端に駐車してます。
1985年の映画ということなのでブレランから3年が経過していますね。スピナー等の車輌を管理したジェイ・オーバーグ・スタジオは少なくとも、この映画にセダンを貸し出して、幾らかの報酬を受けたのでありましょう。
背景のレストランも何か怪しいなぁ。これもセットをレンタルしたものなのかしら・・ そういえばブレードランナーにも「DINER」の看板がかかった、この写真の建物によく似たレストランが撮影用セットとして作られていたハズ・・


紹介しておいて、こんなコトをいうのは何ですが・・
この映画、私はあまりのしょうもなさに5分以上観れませんでした。
まぁ、レストランの件に関しては資料不足ゆえに、流用されたかどうかの判別は出来ないのですが・・
劇中、このデッカード・セダンが登場するのは、巻頭のシーンだけです。ただの1シーン、そこに置かれているだけであります。
まったくもって不思議な使い方であります。
わざわざレンタルしたのだから、もう少し気の利いた使い方もあろうかと思うのですが・・
まぁ、こんなトコロにもB級のB級たるユエンがわるワケなんでしょうね〜。
せっかくの名車(デッカード・セダンのこと)が、台無しであります。