防衛ジャーナル
by Masakazu Takeda
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る日のこと。夜更けにネットを漂流していた私は国会図書館のホームページに流れついた。
「へえー。雑誌記事のタイトル検索できるのか。ちょっとやってみよう」
「ブレードランナー」で検索。
で、ひっかかったのをみていくうちに、こんな記事にぶちあたった。

論題 SF映画と超兵器(第18回)「ブレードランナー」とポリス・スピナー
著者 岸川 靖 (キシカワ オサム)
雑誌名 防衛技術ジャーナル
出版者・編者 防衛技術協会 / 防衛技術協会 〔編〕
巻号・年月日 17(3) [1997.03]

な、なんだこれは(笑)。
どうみてもマジメそーな雑誌。なのにスピナー。
フンイキ的に、どうも一般書店では売ってそうもない。
さいわい、発行の、「財団法人 防衛技術協会」がホームページを持っていたのでメールにてバックナンバーを問い合わせしてみた。
在庫あり!
ビンゴ!
で・・・あっさり入手に成功。
届いた封筒をどきどきしながら開いてみると。
「うむむ。ふ、古くさ・・・・」
なんとまあ。レトロな誌面レイアウト。
「兵器開発におけるパラダイム−事例:イスラエルの戦車哲学−」
なんて記事が並ぶ誌面は15年前のセンスという趣き(きっとそれぐらいから変わってないんだろうなあ)。
肝心の内容は期待していたのとはちょっと違ってて、おかたい雑誌の中の、おかたい論文の中の息抜きみたいな、やわらかい映画エッセイみたいなもんでした。
おかたい論文だったら、かえっておもしろかったですが。
「スピナーにおける都市部の防衛技術の実現性」なんてね。
まあ、やや期待が大きすぎて、ちょっと肩すかしの感もありましたが、少なくともこれが、ブレードランナー・アイテムとしては、けっこうな珍品であることだけはたしかです。
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