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| by Masakazu Takeda | ||||||||||||||
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思えば、今年、2003年はブレードランナーがらみで、なーんかいろんなことがあった、へんな年でした。
去年の映画公開20周年のときはとりたてて何もなかったのに。 たとえば・・・ ※ 某モデルガンメーカーがブラスターもどきを発売した。 ※ メディコムがスピナーを「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のクルマということで力ワザのリリースを断行した。 ※ アメリカで極秘プロジェクトとして、デッカードが劇中使用したIDカードやアパートカードキーの実物プロップの精巧なレプリカがリリースされた。(よく見かけるのはファンが自作した(ファンメイド)もので、想像でつくった不正確なもの。そんなものとは一線を画す本物の迫力) ※ 我らがボス山本氏がCSの番組に出演。スピナーを熱く語った。 ね、なんかへんでしょう。いろいろありすぎ・・・ そして、それらが前兆だったかのように、先月(11月)、米国の友人Gary Willoughby氏から驚くべきニュースが飛び込んで来た。 なんと、フルスケールサイズのスピナーの実物プロップがオークションで売られるというのだ! そして、それは今まで全然行方がしれなかった、「飛行タイプ」のスピナーだという・・・ これが驚かずにいられますか!! ちなみに、Gary氏というのは、本連載ではまいどおなじみ、アメリカの超有名なブレードランナーファンサイト「ブレードゾーン」 (http://www.bladezone.com/)の中心的な人物で、いろんなものをコレクションしていたり(あの発光傘の実物プロップも持ってるんだよね)、デッカードグラスの「発見」に関わったり、いろんな記事を発表したり、とにかく精力的に活動してる、ブレードランナーの世界じゃ有名人。 さてさて。 「飛行タイプ」スピナー。 あの、ケーブルでつられて上昇していくやつです。 画面でケーブルがはっきり見えるのがご愛嬌でした。 底の部分までつくりこまれてるアレです。 いろんなスチル写真を見ると、前輪がちゃんと折りたたんで収納できたようです。 おどろくべきことに、後輪も内部にひっこんでいるスチルもありました。 設計図ではそうかいてあるのですが、実際に作動してるとは・・・ 画面では全然うつらないのに・・・ そのスピナーはフロリダはマイアミの警察博物館へ売られることになっていたものだったそうです。 知る人ぞ知る事実ですが、ここには実はデッカードセダンがあるんですよね。 つまり、2台セットで売られたということだったようです。 ところが、そのスピナー、輸送中にトラックから落ちて、地面に激突したんですと!! ゲイリーらはすべておしゃかだと思ったそうです。しかし、誰かが部分的にそれを修理したそうです。 ゲイリーは「そんな部分的な修理ではとてもおいつかないと思う」と言ってます。 いやはや… なんとも… スピナーはどれもこれも数奇な運命をたどるようになってるんでしょうか。 そういや、日本に来てエキスポランドで展示され、米国に戻った「地上用スピナー」が捨てられたのもフロリダのMGMだなあ。スピナーにとってフロリダは鬼門なのか。 …で、オークションですが、米国時で12月12日、日本でいうと13日、PROFILES IN HISTORY社(www.profilesinhistory.com )という会社により、ロサンゼルスで行われます。 インターネットでも入札できるようですから、お金持ちのあなた、どうです。入札して、落札なさっては(笑)。 http://cgi.liveauctions.ebay.com/ws/eBayISAPI.dll?ViewItem&category=52933&item=2204823275 なお、オークション会社がPDFでオークションのカタログを発表してます。 飛行タイプスピナーの写真が見られるのは48〜49ページです。 http://www.profilesinhistory.com/pdf/PIH_Auction17.pdf おそらく、映画のこともスピナーのこともを全く知らない人が修理したんでしょうね、もう全くわけのわからない状態で絶句。 なぜかガラスは真っ黒でしかも・・・割れてるし(泣)。 ところで、このカタログの印刷版をこの会社から購入したんですが、実に楽しい本です。 いろんな映画の実物プロップがこれでもかと掲載されていて、ちょっとした博物館のよう・・・ 42〜50ページがブレランアイテムですが、あまりのスゴイ内容に絶句・・・。 すごすぎます。 全然手が届きませんけどね・・・ ま、われわれ貧乏人にできることは、せいぜいスピナーのゆくえを見守ることくらいでしょうか・・・ それにしても、今年は最後の最後に、びっくりしたなァ。もう。 |
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