新しい折りたたみ
 最近また新しい折りたたみ自転車を買って、以後、なんだかソレばっかりに乗ってる近ごろの私であります。
 日々の通勤をメイン走行と考え、ハデでなくてよろしい。
 ホィール径は18〜20。
 荷台があるのが前提。
 価格として高からず安からず。
 変速機はリアに7段ホドあればよろしい。
 サスペンションは前後いずれかに・・。
 こういう条件で行きつけのTサイクルにてアレコレとチョイス。
 選んだ一台がこれ。
 国産。
 マルイ製品。
 米国向け輸出仕様のGIZA Tour Leader。
 7段。18インチ・ホィール。
 荷台あり。
 リア・サスペンション。
 ハデでなし。
 価格、予算内。

 小径車はその形状からくる特性がゆえにか、ややハンドルが揺らぎますね。
 駆け出す直後にハンドルが横ブレしちゃう傾向が高い。
 このGIZA Tour Leaderもそのフラツキ傾向がありでしたが、苦をおぼえるホドのものでは全然ないので一安心。
 変速機は、日々使うに連れて、もう1段重いモノが欲しい気配もアリですけれど、これまた羨望という次第ではありません。
 サスペンションは、やや不満あり。
 柔らか過ぎるのも何だけど、これはやや硬過ぎ。カナダ製の何たらというシステムらしいけれど、ストロークが小さくてショックを吸収するというには、かなりお粗末・・・。クッション性豊かなジェルタイプのシートがこの欠点をカバーしてるみたいで、ちょっとなさけない。
 その小さき不満の上に、さらに、乗ってはじめて判ったけれど、やはりフロント側にもサスペンションが欲しいなな感触がアリアリです。
 小径ゆえに、路面具合が振動としてかなり手に伝わってくる・・。
 最大の罰点は、剛性でしょうか。

 折りたたみ自転車の評価の基準の一つに"剛性"というのがあって、これがどの辺りを指して言うのか今ひとつ良く判らなかったんだ。
"剛性"を定義すると、「物体に外力を加えて変形しようとするときに物体がその変形に抵抗する程度。特に、ねじれ・ずれに対する弾性をいう」と広辞苑には載っている。
 で、コトの顛末は・・・・・・
 某夜(というか明るくなりかけた早朝だが)、足繁く通ってる小さなBARのママ(彼女はその言い方を潔しとしないがココは表記上)が、うっかりこのGIZA Tour Leaderをコカしちゃった時より、不具合としての"剛性"に思いを運ばねばならなくなっちゃった。
 ただ接触してコカしたって感じじゃなくって、弾みでよろけ、かなり強い勢いで倒しちゃったんですね。 むろん、断然、ゼッタイ、断固、彼女に罪はない。
 この自転車はハンドル部分が、ハンドルの支柱の所で中折れに、折りたためる構造になっている。
 で、悪いコトに、ボクは、その支柱に頑丈なワイヤーガード(盗難防止のワイヤー状のカギ)を取り付けていて、自転車と店の梁をそれで結んでたんだ。
 これが災いしてか、したたかな転倒だったゆえ、かなりなチカラが加わって、ハンドルポストの折りたたみのジョイント部が少し曲がったようなのだ・・・ 眼に見えるそれとしてでなく極く微細に。
 倒れる力とワイヤーで結ばれたそうさせまいとする力とが変に拮抗してしまったんでしょうね。
 以後、乗るたび、その折りたたみのジョイント部分からきしみ音がするよう・・ なっちゃった。
 このきしみが、すなわち、剛性のマイナス面を如実にした音なんですね。
 先に記した通り、実に僅かなねじれなんだろうけど、その僅かな差異で、きしみ音がするというのは、これは折りたたみ自転車の評価としてはかなりマイナスです。
 剛性高からず・・・。
 ぅうむ・・・。

 以上、悪しき部分を列記した上でモノ申すけど、総体としては悪くないのです。
 実際、購入以来、コレばっかり毎日乗ってるというトコロからして我が精神衛生上、コレはかなり"お気に入り"な自転車とあいなった気配で、あります。
 ヘルメットをかぶったサイクリストでは私はないし、あくまでも、行ける範囲内では自転車を使いたいだけの、でもまぁ車よりははるかに自転車を愛好するタイプな人間ですけれど、こうしてみると、MTBよりも何だか小径車が好きな感じです。
 さぁ乗るぞって感じにMTBはどうしてもなるんですが、小径にはそんな構えがいらない。
 ママチャリのあの気軽さ手軽さを私は好みはしないが、小径にはママチャリの内に含まれた良性な部分が含有されてもいるようで、その点で、MTBにはない特化した良い感触がある・・。
 荷台に取り付けたバックがまた便利。むろん、こんなモノはMTBにだって取り付けられるのだけど、カタチとして、MTBはそれは似合わないじゃないですか。
 その点、小ホィールの折りたたみ車は、なんだかキャリアバッグが似合うんだ。
 私はどうもカタチが目的と符合しないと精神衛生グラついちゃうな感触の持ち主なようなので、この点で、折りたたみはかなりな満足感をもたらしてくれてます。
 だから、折りたたむがゆえに剛性面で弱いのであればイッソ折りたためない小径車もあってイイと考えたりします。
 我がGIZA Tour Leaderもしかり。
 むろん、折りたためるが故にの利点と利便はでっかいです。
 しこたまにBARで酔ったあげく、呼んだタクシーに、積んで帰れるワケですし。
 剛性さえ確固としていれば、当然、折りたたみが有益。
 てな次第で、ここ数年、アレコレと自転車を買ってみましたが、我が生活にもっとも見合った一台となった気配アリなGIZA Tour Leader、です。
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私はSL愛好家ではないです・・
たまたまSLがある某公園で撮影したにすぎません。
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