日々の泡

 押し迫った年末から正月にかけて、ボクは体調を崩すコトが多いようである。
数年に一度、正月を"寝たきり"で過ごしたというコトが顧みるとアンガイ多い。
今回、暮れも迫った29〜30日に、吹屋に出向いた。
吹屋というのは高梁市(最近合併した)のはずれ、山間の小さな町で、銅の原産地であり、べんがらという独特の"塗料"で高名な所だ。三菱発祥の地ともいわれているが今はその面影は表層には、ない。
この吹屋にラ・フォーレ吹屋というホテルがある。
建立されて時間が経ち県内最古といわれる吹屋小学校のそばにホテルは、ある。
その木造校舎とのバランスをよく考えて構築された、いいホテルだ。
たまさか、ここの支配人と懇意になって、この29日、千屋牛を食べさせてあげるという甘いコトバにのってイソイソ出かけた次第ながら、朝方、悪寒がして往生するコトとなった。
風邪・・ と思う。
嘔吐までしちゃった。 (^ム^)
和室にて千屋牛を食べているさいには外に雪が舞い、それはたちまちに薄く積もって、
「うわ〜い、コリャいい! サイコ〜〜!」
などとハシャぎ、お酒もドンドン進んだ次第ながら、数時間後にはこのテ〜タラク。
熱で全身が茫漠とし、自分が自分でなくなったようなヤッカイなコトとなった。
30日の午後、ど〜にかこ〜にか車を運転して岡山市内へ戻ったものの、そのままベッドにダウン。
年末年始にかけて、ボクというキャラクターはどうも気が緩むタチのようで、なさけない・・ と寝倒れたままの姿勢で思うのだけど、シンドさが優っているからムロン正しく反省など、出来はしない。ただひたすらに、この悪寒、この腰痛、ノドの乾き、だるさ・・ 等々が失せてくれればと願ってる。

2004という年の代表として「災」という漢字が選択され、なるほど、確かにそ〜だわいねェと合点していたけども、その後に、かの大津波だ。
10万人とも15万人ともいわれる法外な犠牲者数に、ただただうちのめされる。
それが例え千人であろうとも、その背景にある痛みを伴う悲痛に呆然としそうになるというのに・・ 10万を越えた人名がほぼ瞬時に失せるというのは、いったいどういうコトなのだろう。
津波の伝搬力は時速700キロを越えるという報道があって、音速の近さで巨壁と化した波が移動する姿を空想してみるのだが、実感がない。
とんでもないモノだという認識はあるけれど身体の感覚として、それを察知できない。
某日、深夜のBARで背の高いO君と話した時、眠い眼をトロンとさせつつO君の口より、
「自然というのはものすごいものですよ。容易に理解できるもんじゃない」
との一語が発せられたけど、なるほど、そうとしか云いようがない。
実に薄い被膜の上でボクらは細々と暮らしてる・・ という感触がありありとあって、なにやら今さらに頼りない。

1ヶ月ほど前、AP通信が伝えていたけれど、2029年4月13日に小惑星が地球に衝突する可能性があるとのコト。NASAでは衝突の危険度によって隕石やら小惑星を、0〜10の11段階にわけて分別しているそうだけど、これは危険度が2。確率1/300というから、かなりあぶないシロモノだ。衝突すると広島型原爆のおよそ10万倍の惨事となる・・。
25年後にボクは75歳。
はたしてその時、生きてるのか死んじゃってるのかワカンナイけど、25年先に、この小惑星が巷で大きな話題になるコトだけはマチガイない。
宝くじで3億あたるより、はるかに高い確率の大アタリだ。
そんな衝突は体験したくもないけれど、衝突するかもしれないゾの覚悟はもってた方がいいのかな。
それをして危機管理とはいわないまでも。
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