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| 多くの模型はそれが実物の大きさではないワケだから、時に、実際の大きさの掌握に苦労するというコトがある。アポロ司令船もジェミニのカプセルもボクは実際のそれを見たコトがない・・ だから、実の感覚として大小の分別がつかない。 とりわけ、いずれもスケールが違うこの手の模型が複数手元にあって日々それらをボンヤリ眺めていたりすると、眼がスケール違いを認識しなくなり、ただ見たままの大きさで実の物体として捉えがちになる・・。 |
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| たとえば1/48スケールのアポロ司令船と1/24ジェミニカプセルを並べ置くと、スケールが異なるというコトを時に忘れてしまう。ピンポン球とサッカーボールを同じ大きさと見紛うようなコトとなる。 | |||||||||||||||||||||||||||||
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| そこで比較できるモノとして同じスケールの人形なんぞを持ち出して、ちょっと添えてみるワケだ。 そうすると、右の写真がごとくに、大きさが判ってくる。迫力が増量してくる。何事かが知覚として更新される。 とはいえ、ボクはスケールモデルにフィギュアをからめるというコトを好まない。最初っからディオラマとして想定された模型ならばよいけれど、それ以外の場合、フィギュアを配するコトで想像やら空想が逆に遮断されてしまうように思える。 右の写真は、むろん、こんなシチュエーションがあろうハズがない。フィギュアを置いてアポロの大きさを認知しちゃいましょ〜というに過ぎない。スケールダウンされた模型としてのアポロに、自分の眼を矯正するがための"仮りの処置"だ。 で、その結果として、うむむ… やっぱりアポロは大きいなァ、という感慨をこっそり沸かせるワケだ。この司令船と月着陸船の二対の機器を宇宙空間に放り上げるには、やはり、あの豪奢なロケットでなくてはイカンかったんだなァ、とこれまた直接に見たコトがないサターンロケットの大きさを想像したりするワケだ。 |
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| あれこれアポロ関連の本を読むに、アポロの発射時には、5キロ以上離れた地点でさえ轟音が轟き、耳で聞く轟音という次第ではなく、重低音が振動と化して身体を激しく揺さぶるそうである。お腹に響く音という以上な、濃厚で激烈な共振としての衝撃があるそうである。 実際に一度でもよいからそれを・・ 5キロも離れた地点にいる自分の身体がサターンロケットの咆哮に共振しているという図を体感したいけれど、サターンほどの大型ロケットの打ち上げはすでに久しく、ない。 と、まぁ、ともあれ模型を通し、あれやらこれやらと見たコトのない物体の実像を想像してるワケだ。裸の皮膚の感触としては計りようもない宇宙という真空の空間に銀色のアポロがあって、その中に人が居る・・ という多分に自分では経験が出来ず直視も出来ぬ"事態"を、模型というフィルターを通してなんとか頭の中でもって覗こうと・・ しているワケ。 |
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| ちなみに… どういう次第か、アポロの模型には1/24スケールがないんだ。ないワケではないけれど組み立てキットとしては一切出ていない。サターンロケットまでも含めろとはいわないけど、せめて司令船辺りは欲しい、ネ。それだけで結構な大きさになるんだけど、その大きさだから再現出来るモロモロというのもまた多々あるんで・・。 ケナーが7〜8年前に、G.I.ジョー搭載の宇宙カプセルを販売したコトがある。 なにしろ1/6スケールだから、これはでかい・・。カプセルに乗ったG.I.ジョーを見せるための処理がなされて、見るからに安っぽい。でも、意外なコトにそのカプセルはマーキュリー・カプセルをよく模しているんだ。カプセル内のコンソールはステッカーだけども実物のそれを良く表現しているし、安っぽくて資料性には乏しいけれどもマーキュリーというカプセルの小ささが、大きな1/6というスケールがゆえに逆説的に了解できるようなトコロがあって、妙に好ましかったり・・する。(一番上の写真ね) |
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| 同じ1/24スケールでの物体比較。 アポロ司令船がデカイのかミニが小さいのか…。 |
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| 右の写真。 アポロ13号の事故は、最下部中央に見える丸っこいタンク(少し金色がかってみえる)が爆発して起きた次第。タンクには高圧縮した酸素が入っていて、これは定期的に攪拌するようになってた。よもやその攪拌のための電気装置のコード被膜の一部が剥がれかけていたとは誰も気づかない。で、攪拌スイッチを入れた途端に… なにしろ高圧の酸素ゆえ火花がとんだだけでエライことです… ドカ〜ン! 外壁をフッ飛ばし前後の機器を壊して爆発だ。つくづく、よくぞ無事に生還したもんだなぁと感心する。 |
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