02.11/16
岡山県新見市にて
ちょっと不思議な雲具合の写真… 合成でも何でもなくって、ただ、ガラスに雲が移り込んでこんな写真になったのだ。岡山県は新見市。市の施設"まなび"ホールの屋外だ。
岡山県主催の"全国マルチメディア祭"が11月15〜17日と開催されて、このイベントの一環として新見市で、"遠隔お買い物実証実験"というIT技術を駆使した実験があったのだ。
握手してるのが、その首謀者(^^)の谷さん、だ。
ボクらは彼の手伝いをすべく、16日、快晴の新見へと出向いたのだった。
右の写真 → ボクらがシゲシゲ眺めているのが、ショッピングカート実験機"ムサシ"だ。実験機であるからデザインの善し悪しは関係ない。
例えば寝たきりの老人がウチにいながらにショッピングセンターで買い物を"楽しむ"ことが出来ないか・・ と、そういった発想がこの実験機の根底だ。
コンピュータやらモニターやらカメラやらインカムがこのカートには仕込まれている・・。
← これは実験本番の写真。

新見市のショッピングセンター"サンパーク新見"が全面的に協力というナイスな実験である。

このショッピングセンターから数キロ離れた"まなびホール"とカートは無線で結ばれていて、ご覧のように、買い物を要望する方は代理の(この場合、このピンクレディに)人とライブで話し、かつ映像を見つつお買い物が出来ちゃうという仕組み。
いっけん、誰もが考えそうなアイディアながら、このように実験しちゃった例は、ない。
云うは易しいが産むのはナカナカしんどいコトなのだわ。

左の写真だけでは判らないけれど、このカートシステムは電子印鑑・ノーキャッシュの決済が可能な優れモノである。


「このリンゴでどうでしょ?」
とカートのピンクレディ(仮称(^^))はモニターの中の人に尋ねる。


で、リンゴを買うコトに決まって、自分でバーコード入力だ・・。


さてと、これは実験であるから、この様子を本会場である"まなびホール"に配信せねばならない・・。

そこで登場するのが、これまた、この実験がために作製された・・ その名も"
コジロー"だ。
右のバックパックがすなわち映像配信のために作られた、"コジロー"だ。
スペックの詳細を聞いてもボクにはいささか理解しかねるのでここには書かないけれど、とにかく、ストリーミング配信が出来るバックパックなのだ((^^))
数キロ離れた"まなびホール"の大スクリーンに映像が送られる仕組みなのだ。
いささか重いという点が今後の課題だそうだが、屋外でのライブ配信にこれは有効そうな感触である。
この実験の中心となったのは"新見市情報化研究会"の方々で、とても気持ちのいい連中だった。なにより気さくでなにより明るくて、方々いずれも声が弾んでいて清々しい。
嗚呼、この人達は"活きてる"なぁと実感させてくれる好人物が揃ってる。
谷さんを中心に遠心と求心の力がうまく拮抗している感じで、本番へと至る準備を眺めていると、その動きがそれぞれに役に徹していて、ちょっとうらやましくもなる。

"全国マルチメディア祭"の一環でありつつも土壇場で本会場である岡山市のコンベックス岡山会場への配信が取りやめ(まなびホールとのリンクはバッチリ)になったという、いささか大きな欠落があるものの、方々を眺めるに、濃い力強さがあって、この実証実験もあくまでもステップの1段階という気配である。
さてもそんな次第で、いずれまたボクらはこの新見へ足を向けるコトになるでしょう、きっと。
この実験がいずれ何かのカタチで実りとなれば幸いだし、なによりも人が気持ちのいい地でありましたヨ、新見は。
これだけの企画だけどほとんどが手作りだったという点もすごく素敵だ。
お金を潤沢にかければよいというものではないんだ・・
コンベックス岡山の"全国マルチメディア祭"では紹介されなかったこの企画をごく一部の方だけが共有するのではなくって、もっと多くの人に、こんな企てが進行し、優良で有意義な結果を出したコトを、もっともっと・・ 
誰かにボクは告げたいと思う、な。
写真提供:前田浩邦(別働隊)
go back