カラー 1
新春スペシャル (^0^)
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マタンゴ
その通りですね。
完全に受身になってしまう危険性がある。
いよいよもって、特撮界の未来は暗い。
人材、育たなくなるんじゃないかな?
想像の余地がなくなると。
それはともかく、あのクソ馬鹿ジャージャービンクス、もう出ないんでしょうね?
出たら俺がブッ殺す・・。
(マタンゴ、ふいに思いだしたか、語調がきつい)
山本
嫌いなの?
マタンゴ
聞くまでもないこってす。
山本
嫌いなんだ・・
マタンゴ
ケッ!
山本
あのロバは・・ 出るんじゃないの。
でも、最初に作られた「後半部」にジャージャーは登場しないトコロを見るとね・・ アレは、次か、その次で、きっと、帝国側のホロコーストめいた大虐殺があって全部死滅するんじゃないかしら・・。
グギグギうるさいジャージャービングス君に関しては、崩れ落ちるビルだか岩の下敷きになって死んじゃう・・。
マタンゴ
『ジャージャーを殺せ!』って言うサイトまであるそうですよ、アチラには。見た事はないけど。
世界的に大不評。
ソリャそうだ、たった一人でスターウォーズの世界を盛り下げてたもん・・ 一部マニアが勝手に作り上げた世界観っちゃ〜それまでだけど。
「ファントムメナス」には戦争モノ、すなわちいわゆる「ミリタリー」の要素が決定的に不足してた。
ルーカスさんの・・ 「おとぎ話好き」のウケない部分が濃厚に出ちゃった、と言うか。
だからイウォークの時も耐えがたいモノがあったけど、ジャージャーはソレをはるかに越えてた。
山本
うん。
マタンゴ
だから、ジャージャーが画面に出るたび、てめえ、そんなに一人でおどけたいならディズニーランドへ行け!ってな感じで、映画館の椅子のひじ当てに爪の跡がついた。
エピソード2はまったく違う舞台で、アイツとは関連の無い話にして欲しい。
2度と出るんじゃねぇ!
帝国軍を出せ〜〜〜っ!
山本
ボクに吼えてもシャ〜ないで
マタンゴ
ぅう、吼える対象としてシッカリ受けて〜〜。
ちなみに当時のスターログでは「帝国通信」の「ヴェイダー卿・今月のお言葉」が当時の私の心のささえでした。
山本
アレが心の支え・・・
(意外な言及に山本コトバ少なし)
マタンゴ
面白かったですよォ、「帝国通信」!
もう毎回ゲラゲラ笑いながら読んでた。
「スターウォーズ」に対する愛があふれていましたな。
マタンゴ
やっぱ「スターウォーズ」は帝国軍あってナンボの世界ですよ! だから「ファントムメナス」はダメなんですよ。
あんなヒョロヒョロのロボ公がいくら集団で出てきても面白くも何ともない。レイアごときにまですぐにやられるストームトルーパーやダースベイダーにくびり殺される帝国士官を出さんかい!
ついでに異様にカッコいいけど見せ場に恵まれない哀れなタイファイターのパイロットとか、デススター内にいた五月人形みたいなゴッツイカブトかぶってるクセに体は妙に無防備な兵士とか、惑星破壊ビーム
(カッコ悪い訳だ)のコントロールルームにチラと出てた正体不明のヘンなバカデカイ黒い西洋のカブトかぶったようなヤツとか・・ 出さんかい!!
タスケンレイダーとか出してるヒマがあるんならよ〜〜!
山本
オビワン役のアレック・ギネスさんが亡くなったのが残念ですね。
一方では、やはり英国の、あのドラキュラ俳優のクリストファー・リーがエピソード2で登場するのだけど、一体、どんな役なんやろと興味アリだったりもしてます。なんとなく予想としてイイ人として出そうな感じではありますが・・・・・・
「スターウォーズ」で、そのドラキュラの敵役でもあったピーター・カッシングさんを起用したりもしてるから、この辺り、ルーカスさんも、少年時にはケッコウ英国製の怪奇映画をワクワク見てたクチなんだろなぁ。いわば、憧れのスターを今になって、やっと自分で使えるようになったって感じかしら・・・・・
マタンゴ
・・イイなぁ、そういうの。
ウラヤマシイ。
それにしても、嗚呼、何故亡くなったんだ、塩沢兼人さん!!
山本
「スターウォーズ」の話の締めくくりとして申すけど、マタンゴも私同様、この映画が好きなのね。
マタンゴ
ぁ・・ ご覧の通りです。
すいません。
(俯いてビール舐めるマタンゴ)
話の深度が少し増す・・・・
山本
さっき、「サンダーバード」に触れてたけど、あの1号の噴射も2号のソレもいいね。
2号の、垂直着陸の噴煙なんか、すごくイイでしょ。しかもネ、タイミングがピッタリ。
でね、この時、音がね、下降のための推進音と一緒に、メインエンジンの推力というかボリュームがヒュィィ〜〜ンと下げられてる音がキチッとしてんの。
上がってく音と下がってく音の二重奏。
もう、納得って感じ (^.^)
マタンゴ
やはり2号の着陸シーンですか!
メチャメチャカックイイ!
見習えよ、今の東宝特撮!! ン十年も前の作品に負けてんじゃねぇ! 予算だってサンダーバードに比べればまだある、と思うんだけどなぁ。
その辺に詳しい友人の○×○君に電話で聞いてみましょう。
「え? 無い? どうして!? フンフン、制作費が現場に(ガガガ)前に(ビビビ)がほとんど(ブブ)・・・」
って、あ〜っ!! 都心あたりから謎の妨害毒電波がァッ!!
(一人芝居して石井苦笑する)

「サンダーバード」で何がカックイイかと言って、こう、2号がホバリングっちゅーか、すべるようにゆっくりと着陸地点上空まで来て、いきなり「ドバーン!」って下方にロケットを噴射するアレ・・ アレですよ。

これはコンテナ搭載せずの着陸シーン
マタンゴ
一瞬だけ斜め前方にも炎が出るのね。いかにも制動をかけたって感じで。
クーッ!!
シビレるぅ!!
(マタンゴ、手のひらを2号機に見立ててアワ飛ばす)
マタンゴ
「ヒュイイ〜〜〜ン・・」ですか、ああ、場面が浮かぶぅ・・。
しかし理屈で考えると、あんだけ派手に噴射する必要があるものかどうか?
そもそもその直前まではすべるようにホバリングできてるんだから、あそこであんな盛大にロケット噴射する必要は無いと思うんだけど。
逆に上空に舞い上がりそうな気もするんだけど。
国際救助隊のメカのヒミツを守るため、着陸地点に潜んでいると思われるスパイやカメラを噴射に見せかけて一掃してるんじゃないだろうな。
山本
ハハハ・・。
ここで、『時代のテンポ』という話をしましょう。
映画にしろマンガにしろ、その時代に応じたテンポっていうモノがどうもあるようで・・ とりわけ、TV映画にそれが顕著だなぁって感想があるんです。
例えば、白黒画面のVTRで「七色仮面」やら「スーパージャイアンツ」なんぞを見ると、まぁ、物語の進行がね、遅いの・・・・
演出がもたついているとも言えるんだけど、進行がとにかく遅い。見ているコッチの時間の軸をゆる〜〜く調整しないと、そのテンポにとてもついてけない。
例えば、「スーパージャイアンツ」のウツイケンさんがぶっとい太股をタイツにくるんで飛んでいると。
で、見てた僕は机の下に転げ落ちたエンピツを捜し、机の向こうにまで転がってるソレをヨッコラショとしゃがんで拾い、卓上の筆箱に入れ戻してフタをして、また画面へと眼を向ける・・ 
そしたら、ケンさんはまだ飛んでらっしゃる。
マタンゴ
ワハハハ、おっしゃる通りですね。
ウチはケーブルTVなもんで、今「少年ジェット」とかやっていますが、もう限界を越えてタルい。
ワンシーン、ワンショットが今の作品の5倍ぐらい長いんじゃねぇか、って思ってしまう。
「ワタクシ」と丁寧な言葉遣いをする悪役のブラックデビルがステッキをふりかざして「ヤアーッ!」と気合を入れて、数秒が経過して、やっとステッキの先端からショボイ花火が出る、って具合で。
アクションシーンですらこうなんだから、普段の日常の演技とかはもう寝てしまうぐらいタルい。
少々席をはずしてもあまり理解に不自由しないし。今のアニメとかなら、セリフ一つ聞き逃しただけでももうわからなくなる、というのが結構多いんだけど。
山本
悪者が「ワタクシ」かぁ。イイなぁ。ショボショボの火花も、なんか眼に浮くなぁ、ショボイのが。
マタンゴ
「さあ、その宝石をワタクシに渡しなさい!」
とか言うんですよ。怪盗風のアヤシイかっこして。
山本
そいつ、零落した公家の末裔かもしんないぞ。
ボクが見た最長はね、やはり「スーパージャイアンツ」だけど、悪い奴らが、何たら光線の発射のための秒読みを開始するんだけど、もう、きっちり、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0・・
「正しく」10秒かけてカウントするの。で、その最後の0って言った後、ちょっと間があって、悪者の首領が、
「何とかミサイル発射〜〜〜」
ってね、宣言するんだ。そしたら、発射係が首領の方に振り向いてたんだけど、その掛声でまた姿勢を戻してね、おもむろに、線路の操作棒みたいなでっかいスイッチを上から下に下ろすんだ。
「発射しま〜〜す」
って、言いながら。
カウントは何だったのよ、カウントは。
マタンゴ
ハハハハッ
(マタンゴ大笑い)
め、目に浮かぶようですわ。
(まだ笑う
それに近いシーン・・ 少し前に「海底人8823」でも見ましたよ。
(と今度は思いだし笑いに身をおとす・・)
山本
こ、今度、見せて・・ハチハチニサン
マタンゴ
あ、見たコトないすか?
(マタンゴ瞬時の優越をおぼえる)
山本
ないす。
(山本深い劣等を覚えてる気配)
マタンゴ
フフフ。
そのカウント・・ それってきっとその場にいる部下達の気持ちを一つにまとめるためのあくまでも儀式的なモノだったのでしょう・・ 機械とは関係無く。
「0(ゼロ)」の瞬間が点火なのか発射台から離れた瞬間なのかという話題とかでは説明できない現象ですよ、それは。
(やや真顔になるマタンゴ いや、よく見るとマダ笑ってる)
マタンゴ
マジメに考えれば、そのあたりは「当時の情報量」ではさほどオカシク感じられなかったのかもしれませんね。
ミサイルの実際の発射シーンなんて、当時の人たちは映像で見る機会が今ほど多くなかったんじゃないでしょうか?
と言うか、マニアでもなければほとんど無いに等しかったのでは?
ロケットの打ち上げにしろ、スペースシャトルの打ち上げにしろ、今では当たり前すぎてロクに放映すらされなくなってるし・・ 一般の人たちはもちろん、製作側の人たちにしても今よりははるかにそうした映像の情報は少なかったと思われます。
で、ここからは想像の域を出ませんが、では当時の人たちはそうした情報を主に何から得ていたのか?
多分、「活字」だったのではないでしょうか?
「活字」と少ない「写真」あたり。
だから、発射のプロセスのセリフ自体は活字で知識は拾えるけれど、間とかタイミングは活字からは正確には伝わってこないし、同じモノを読んでも人によって解釈が違う。
結局だれも「ソレは実際とは違うんじゃないか」と指摘できない事になる。
で、「多分こうなんじゃないかな」と手探りでやるハメになるし、見ている方も極一部しか「オカシイ」と思わずフツーに見る・・ って、コレ、当時の人たちをナメた意見ですかね?
決して悪気の無い、単なる憶測なんですが・・・・
ストーリーの展開やセリフまわしや間とかの演出等を見てるとなんか「現実」や「実際」よりも妙なデフォルメ感覚と言うか、ソコに「活字臭さ」を感じてしまうのですが・・。
それとも講談とかあたりなのかな?

一見映像的にも見えるが、このシーンは活字に置き換えが可能とも思われる。
山本
言及する材料がないんで即答できないけど、その、活字・・ なんかイイ線ついてるような気はスルなぁ。
非常に、場をね、丹念に描いてはる・・
マタンゴ
ちょっとズレるかもしれませんが、このあたりを漫画で言うと、敬愛する一峰大ニ先生とかもうスゴすぎるとしか言い様がない楳図かずお先生の作品とかの中にかろうじて生き残ってるんですね。
例えば、誰かが部屋から駆け出していくとして、フツーは部屋を出るシーンを描いて、次に目的地に着くシーンを描く。間に走ってるシーンを入れるとすれば、そこでモノローグか何かで人物に語らせる必要があるから描く、という感じじゃないですか。
ところが両先生の場合、主人公が一切無言のままで廊下を走り、角を曲がり、階段を駆け下りて行くシーンまで実にていねいに描く。
コレが何か、異様な感じに見えてしまうんですね。
けっしてタルいとかイケナイ、とか言うんじゃなくて、そういう表現が何故今はすたれてしまったのかなぁ、と。
最初に漫画でコレをやったのは手塚先生でしょうけど、いつのまにかそうした表現が「ムダ」とされてしまった感があります。石森先生の「サイボーグ009」初期あたりまでですかね、こうした「一連の動きを分解して丁寧に表現する」という手法が主流だったのは。
今は一部の漫画の格闘シーンとか戦闘シーンとかの中でしかお目にかかれませんが。

手塚漫画にみる非常に早い場面転換の例。この場合わずか3コマで科学省から街へ、街から自宅前にと大移動してます。この3カットのマネは活字には不能。それほどにスゴイのがこの3カット。ヒゲオヤジの方向性にも注目したい。
山本
なるほど・・・
少し時代を引き寄せて「サンダーバード」に触れると・・ コレも、今あらためて眺めると、やはりね、時間の進展が2001年の今のそれとは何か違って・・ やはり、緩やかな感触を覚えさせられるの。
マタンゴ
山本さんがサンダーバードにシビレてたのって、何才ぐらいの時なんですか?
私はまだチッコイガキンチョで、兄貴が見てるのを横にくっついて見てたんでが・・ もうドラマ部分が退屈で・・ 理解できる年じゃなかったし。
「早くサンダーバード出ないかなぁ」
ガマン強く辛抱してた記憶があります。
ウルトラマンとかもそうです。
「早く怪獣、出ないかなぁ」
って・・。
そう考えると、「少年ジェット」とか「スーパージャイアンツ」とかを喜んで見てた当時のガキンチョ達は、想像を絶するすさまじい根性と忍耐強さを持っていた事になりますね。
さすがに今の日本社会をしょって立ってるだけの事はある。
山本
「サンダーバード」って演出に抜かりがなくって、丹念にキチッと描いてある。シーンもダレたトコロはない・・ そうすると、何が要因として『ユックリ』してるように思えるんだろ? って考えてしまうんです・・・・
「七色仮面」が放映された頃は、汽車の時代でした。
「サンダーバード」は電車に新幹線が加わった時代。
「ファントムメナス」はスペースシャトルが数分で地球を一周してる時代ですわ。
そこいらと何か関係があるんか、とも思ったんですが、どうも直接に関係はないみたいだし・・ そうすると、複雑さかなぁ・・ と思い直したりもするんです。
時代の複雑さ。
「七色仮面」の敵は、とても個人的で、例えば、戦争時代に埋蔵された宝石なんぞを狙ってるだけだったりと、非常に明快。
すっげ〜お面をかぶってたりもするけど、基本的にはあんまりデカイ犯罪を引き起こさない (^.^)。
「サンダーバード」は、やや大がかりながら、事件の本質は極めて単純である、と・・
「ファントムメナス」になると、これがかなりヤヤこしい。
自ずと描かなくちゃいけない要素が多々出てくる。そうすると、1カットのしめる割合も自ずと減っちゃう・・・・
そこいらにスピードの疾走感も出てくるんかいな、いや、それだけでもアルマイとかね。ま、そうやってアレコレよからぬコトを考えたりしてるんです。
マタンゴ
筒井康隆先生の昔の作品でありましたね、時間が先へゆくほど流れを速めていく、というのが。
まあ、時間そのものの早さは変わらないだろうから、問題は人間の方ですね。一人の人間でも、小学校の夏休みの1日なんて、今から考えるとムチャクチャ長く感じていたもんです。1ヶ月先、なんてもうはるか遠く感じられたし、1年先なんて言うと想像の域を越えてた。
それが今や1日が飛ぶように過ぎていく。
気がつくともう新年で、新年を迎えたと思うとすぐにまた年末。もう冬コミ! ついこの前夏コミとワンフェスで血の汗流したばっかじゃん・・って。
「象の時間 ネズミの時間」でしたっけ?
象の時間 ネズミの時間
山本
え、何? 知らない・・
マタンゴ
確か、「象の時間 ネズミの時間」だったと思いますが・・
動物は体の大小や寿命の長短にかかわらず、呼吸数と脈拍の回数は一定ってのがあるんです。
つまり小さな動物は寿命は短いけど、その分動きや時間のとらえ方が速い。
大きな動物から見れば加速装置つけて生きてる様なもんだそうです。
だから、1年、という単位の中を両者が生きていたとしても、小さな動物の方は大きな動物の何倍もの時間に感じられてる、というんですね。
人間は医療とかが発達してるから例外として、確かに小さい動物ほど寿命は短い。
コレ、ホントかどうかはわからないけど。
そう考えると、ガキの時の時間が今より長く感じられた、というのは理屈に合ってるようにも思えるんです。
フツー、ガキの時って大人よりも小さいし。
ただ、それだと何故当時の子供が「スーパージャイアンツ」他に耐えられたのか、という説明がつかない。
大人が見てタルいんなら、子供にはもっとタルいはずです。
そうなると、これはもう時代と言うより、そのジャンル自体のスピードが速くなっていってるとしか思えない。
山本
ジャンルの?
マタンゴ スピードが増してます。
山本
ほ〜! なるほど!
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