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___________こたつおばけ (炬燵鬼:コタッキ〜)
私の狭い部屋の隅に古い炬燵(こたつ)が立てかけてあります。
東京に出てきた時に炬燵生活に憧れて即購入したものです。
しかしそれからすぐに腰痛が悪化して、以来床で生活できない体になってしまったために、電源が入る事はとんとなくなってしまいました。
そのうち布張りのモコモコしたコードもどこかにいってしまい、たまに友人が遊びに来た時にテーブルがわりとして使用する以外にはお呼びがかかる事はありません。
きっと悲しんでるんだろうなぁ。
恨んでるんじゃないかなぁ。
「使ってくれい!!」
とか思ってるんじゃないだろうか・・・・・・・・・。
そんな事を想像しながら描いてみました。
絵を見た山本元帥が設定を考えてくださったので、そのうちのいくつかを有難くここに掲載させていただきます。
(^0^)
どれもスゴク面白い!
____________炬燵鬼 コタッキ〜
説話.1
昭和30年8月の暑い日にコタツにあたってた67歳の 元銀行員が熱死して妖怪になったという説が有力。
温度調整したハズなのに、なんか熱いわね〜、と思った時には、たいがい、このコタッキ〜の仕業。
さほどの悪さはしないが、時に女のコがあたるとソッと足の裏を舐めたりする。
退治するホドの悪者ではないので、ヤな時には電源スイッチを切ってやろう。
そうすれば退散し・・ 電線を伝わり、よそのおうちのコタツにうつる。
説話.2
昭和63年2月、身よりのない老婆(推定92歳)が老人ホームで孤独死したが、彼女が使っていたコタツに「何か」が憑依したのが、このコタッキ〜。
老婆の死後、コタツはリサイクルショップで売られたが、購入者の大田区に住まう家族は、コタツを使いだした途端に、いいがたい無気力感に襲われたという。
家族4名が日がな一日コタツにあたり続け、ゴロゴロゴロ・・ 何もせず何も喰わずに、ほぼ10日が過ぎたという。
たまたま訪れた親戚の者の手で一家は救出されたが、コタツはまたリサイクルショップに持ち込まれ・・
また誰かの元で誰かを、無気力のただ中に放り込んだようである。
説話.3
平成3年3月3日に京都の下京区で町工場が全焼した。
コタツを作っていた小さな工場であったが、出荷間際のコタツ144ケが灰と化し、工場主の男も焼死した。
数ヶ月後、ディスカウントショップにメーカー不祥のコタツが出回りはじめた。
そのコタツにあたると、強い脱力感と無気力感を覚えるという。
深夜、異様なホドに加熱するともいう。
マッカになったコタツを見た人もいる。
しかし、あわててコタツブトンをめくっても、別に危険な兆候は見当たらない。
このコタツを使った人のほぼ全員が見る夢が、ある。
眠ったまま自分が足先から徐々に焼けていくイメージ・・
熱い、と思ってコタツから足を抜こうにも金縛りのように足は動かない。
コタツにあたったまま、ジワジワと焼かれていく、夢である。
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