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Apollonia Paper Model Museum
 
 
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キットはDVDで提供しています

TVC-15 Apollonia Paper Modelがご提供するペーパーキットは、DVDに収録したデータ・キットです。
お手持ちのパソコンで読み込み、プリンターで出力します。基本的にA4サイズのプリンターを用いますが、一部の製品ではA3サイズのプリンターを必要としますのでご注意ください。
また、A3、A4の両方のプリンターに対応した製品もございます。

出力用紙は、エプソンの場合はフォトマット紙。キャノンならマットフォトペーパーなど。どの家電店にも置かれている既製品を使います。

工作工具も家庭内にあるカッターナイフやはさみ、木工ボンドなどの日用品で充分です。
一部ではポンチで穴をあけるといった加工作業もありますが、専門的な工具は必要ありません。

 

ペーパーの愉悦

ただのペチャンコな紙から立体物が立ち上がってくるのは、なかなか面白いものです。切って、曲げて、貼るという単純な作業ながらも、進行するに連れて卓上の賑やかなご馳走を想起されもします。
デジタルな時代ゆえにアナログな手触りが必要と感じます。昨今のCGによる映画はそれはそれで素晴らしいけれども、観ていてそこに参加出来ない感触が有りはしませんかしら? 
もはや足すものがない映像ですよね、CGは。
一方で、模型を使った、いわゆる"特撮"映像には、どこかしら参加出来るスキマが多々あったように思えます。観ているこっち側が映像に何事かイマジネーションを"足さない"と、ダメだったのですな。
が、それはマイナスじゃ〜ないですね。足すことで映像にボクらは参加して、結果として見終えた後にも、
「映像がショボいのよ〜!」
と、ブーイングしつつもなんだか悦んでる…。
アナログとデジタルというのは今後はその領域はいっそうに不鮮明になっていくんだろうけれども、『模型を手で作る』という行為、カタチは、ちょっと忘れて欲しくないものだと思います。
工作を面倒に思うコトはあたりまえなのだけども、その面倒の奥底には愉悦が横たわっていたりもするんでね…。
Apollonia Paper Modelはそんな面倒な作業の最たるカタチの上に乗っかっているのかもしれませんが、イイんです。
このHome Pageは、対象年齢を50歳を越えた方々に想定しています。人生をもう半分以上は消費しちゃったから… この先は、もうあんまり時代の速度に振り回されるのはヨシて… ゆったり行きましょう。
作るべく対象物の学習をペーパーモデルで実現出来るのも嬉しい感触です。
50を過ぎて、やっと… 若い頃に右から左に抜けてったアレやコレを取り戻すみたいな感じもチビリありですが(苦笑)。




Personal History

TVC-15(ティーヴイシーワンファイブ)は1982年、岡山市を一望する笠井山のふもとに誕生しました。
建築資材を置く倉庫の一角を借りてそこを模型工房としたのです。
翌83年に市内・奉還町にショップ「CHANNEL OPEN」を開店。
「ワンマンスペースポッド」、「モスラ誕生」、「ハイパーモスラ」などなど自社キットを製造販売。
映画「ブレードランナー」の独占版権を取得。同映画に登場のポリススピナーを製作販売。
翌々年に市内・表町に移転。あわせて弓之町に喫茶部「メルシ」を開店。
以後2003年まで、この喫茶部門のある弓之町を本拠地とし、数多の作品を発表し続けます。
ヘラルド映画「銀河鉄道の夜」の主役ネコたちのフィギュア化。志郎正宗ブームの先鞭となった一連の作品群。「モデル・グラフィックス」誌との連携企画となったソフトビニール製の「サンダーバード1号」、「3号」などなど。
  ※ 「イッツ・サンダーバード・センチュリー」大日本絵画社刊
  ※ 「スピナー読本」
東宝怪獣、大映怪獣等もキット化。ディフォルメしたカタチで提供した1996年の「ガメラ・シリーズ」でガレージキット大賞。
90年代には他社へのデザイン提供・原型提供も開始。
  ※「銀河英雄伝説メカニカルフォトファイル」
  ※「銀河英雄伝説メカニック&声優大辞典」徳間書店刊
  ※「ディフォルメ鉄人28号シリーズ」 大阪ブリキ玩具資料室 他
英国車MINIにのみ焦点をあてた一連のミニのバリエーションを販売。ネコ・パブリックス刊「Model Cars」で映画に登場の車を模型で紹介する連載もおこない、ブームになる以前にTVコメデイ「ミスター・ビーン」に登場のリライアント・バンを紹介したりもします。
2003年に、模型部門とは別にVTR映像の撮影と編集を行うプロダクションを開始。
新見市「遠隔医療支援システム」、「千屋牛パワーアッププロジェクト」、岡山市「旭川からのネット配信」、「土取利行〜縄文・旧石器時代への音の旅-講演録」、他現在に至るまで多数の地域密着の映像作品を提供。
2007年頃より模型部門はペーパーモデルへ傾注。一連のアポロ関連の模型を現在に至るまで継続的に発表。2010年には、明石天文科学館の展示模型監修。
2013年完成予定の岡山市大正100年記念事業「よみがえる100年前の岡山」プロジェクトの模型監修を予定しています。