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ベルの交換
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| 我がジャイアントのベルは・・ ショボいのだった。 カタチは、まぁまぁ、今風なのであるけれど、メッキの具合も見るからにチープだし、なにより、かなり強く弾いてやらねば、 『チ〜〜ン』 とは鳴ってくれないのである。 とりわけ、雨の日、濡れた我がベルは、1/2の確率でもって、 『スコン・・』 そんなショボショボな音たてて、前行く方の注意を喚起するどころでない、まったくオハナシにならん音でもって筆者を哀しませてくれるのである。 なワケゆえ、これは取り替えねばアカンわいと、某日、田中サイクルの大将に、 「もっとエエのと換えてちょ〜らい」 願い出たのであった。 |
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が、残念にも、今風のベルの在庫が田中サイクルにはなかった・・。
いや、ムロン、在庫としてのベルは各種アレコレ山のようにあるにはあるのだけど・・ 我がメガネにかなう、今風なヤツはないのであった。 「取り寄せなきゃ、あかんかしら」 半ば諦めの境地で私がそういうと、カゴの中にガチャゴチャ詰め込まれたベルベルベルベルの堆積の中より、田中の大将が、 「コレを附けろや」 一ケのベルを差し出したのである。 それが左写真のモノである。 「7〜8年前、これが流行ったコトがあって・・」 とのコトなのである。 「皆んな、これに穴をあけたり、色を塗ってオリジナルを演出したもんや」 懐かしさか、遠い目になって大将はそう言い、 「ボクは、これに、ハート・スペード・ダイヤ・クラブの4種類の形をうまく掘り削ってな、そりゃもうカッコ良かったぜ」 だからオマエもこれに換えろと、私が何かを言うスキも与えず、素早く、ショボいジャイアントのベルを外して交換してくれちゃったのである。 |
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| 音は、悪くない。ちゃんと鳴る。 が、7〜8年前のヒットというトコロに私は、流行遅れのパンタロンを穿いてしまったような気恥ずかしさを覚えないでもない。 なにより・・ ハート・スペード・ダイヤ・クラブを掘る気分は、ない。 でも、まぁ、ヤンチャを通す年代でもないんだわ私も・・ 「ありがと、サンキュ、メルシボク〜」 自宅に帰り・・・ せめてもの演出として・・ タミヤのマットブラックで塗装しちゃった次第なのである。 |
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